投資家・ビジネスマンとして成功したければ、体力強化は必須ですよね。
北野会長だって毎日2時間も立禅していますし、結果を出している人は、皆んな何かしら、健康管理・体力作りをされていると思います。
おすすめ健康法「登山」
僕の体力作りのおすすめは「登山」。
とてもキツイですけど、気分爽快でリフレッシュにもなり、下半身・体幹・体力強化には最高だと思います。
また登山に行くという目標があると、日頃の立禅・タントウコウ継続のモチベーションになったりもします。
何も目標なしだと、意思が弱い僕は、どうしても立禅・タントウコウをサボりがちになるのですが、登山日が決まると、そのだいぶ前からトレーニング心に火がつき始め、立禅・タントウコウはもちろん、「階段上り降り」などをする用になります。
目標(ゴール・夢)は大事だなぁと感じます。
「◯◯山 登頂」という目標が僕の身体を勝手に動かしてくれます。
そして険しければ険しいほど、登頂した時の達成感は本当に感動ものです。あの景色はとても言葉では言い表せません。写真にも納まりきりません。
自分の足を使って、自分の目で「頂」を見て欲しいと思います。
初めての北アルプスは全てが想像以上
ここからは、個人的な趣味のメモ(燕岳・大天井岳1泊2日体験記レビュー)です。興味のない方はスルーして下さい。
7月の3連休、いよいよアルプスに初挑戦です。しかも1泊2日のテント泊です。
日本2位の高さを誇る南アルプスの「北岳」か、迷いましたが、折角の三連休なので、より遠く長そうな大天井岳を目指すことにしました。
昨今の登山ブームもあり、7月の3連休はどこの山もかなりの混雑が予想されるので、「北岳」よりも大天井岳の方が空いているだろうなぁという狙いもありました。
前乗りで金曜の夜から出発!
大天井岳へのルートは北アルプスの女王と呼ばれる「燕岳(つばくろだけ)」を通るので、やはりかなりの混雑が予想されるので、金曜の夜10時から出発しました。
東京から車で約4時間、安曇野ICまで約3時間、そこから下道で1時間。
真夜中、真っ暗の山道を進み登山口に到着したのは、2時過ぎ。この時間で第1・第2駐車場が一杯と言われ、駐車案内の人の指示に従いなんとか山道脇に車を止めることができました。
到着があと30分遅かったらどうなっていたのだろう?という状態。まずまずの位置に車を停められて良かったです。
2時間程度の仮眠を取って、4時過ぎ、準備をして、いよいよ登頂開始です。
5時頃に登山口で入山届けを記入。もう既にそこそこの人がいます。みんな早過ぎw
燕岳登山口から燕岳山頂へ
まずは燕岳登山口から燕岳山頂を目指します。
流石アルプス、最初からかなりの急勾配に息が上がります。山道には途中ちょこちょこ休憩用のベンチがあり、気が休まります。
燕岳山頂までの2/3ぐらいきたところで、「合戦小屋」に到着。8時頃です。
ここでなんとスイカを売っていました!
1/4サイズで800円。塩をかけてかぶり付きます。ホントに人生で1番うまいスイカでした。ほどよい疲労感と最高の景色、大量の汗をかいた身体に染みる塩気と、カラカラの喉を潤すスイカの水分と甘み。最高です。
ほどなく休憩を済ませ、再び燕岳山頂を目指します。
この時既に下山してくる人がチラホラいます。どんだけ早いの?って感じです。もう化物ですねw
もうひと踏ん張りして、9時過ぎ、燕岳ちょい手前の山小屋「燕山荘」に到着。燕山荘のテント場はもう7〜8割型埋まっている状態。あまり広いとは言えないテント場ですが、みんなホント早い(汗)。
燕山荘から北アルプスの女王「燕岳」を眺めながら、ちょっと休憩。北アルプスを一望できる景色はまさに圧巻です。北アルプスの王「槍ヶ岳」もハッキリ見えます。
北アルプスを一望できる景色はまさに圧巻です。北アルプスの王「槍ヶ岳」もハッキリ見えます。
ここまで(燕山荘)まで僕の足で約4時間。ここまでだったら、なにか少し運動している方や、2000m級の山を2〜3回登りトレーニングすれば、来れると思います。(朝早く、時間に余裕をもって、最低の装備は必須)
この景色は、一度は生で見ないと勿体無い!本当にそう思う景色です。
さらにその奥、大天井岳を目指す。
休憩もほどほどに燕岳山頂は行かずに、その奥の大天井岳を目指します。大天井岳まで燕山荘で半分ぐらいでしょうか。まだまだあります。(ここからがマジできつかった〜!)
初テント泊ということで、65リットル入りザックの重さが身体に効いてきます。
しかし、燕山荘から大天井岳までの縦走ルートの景色は圧巻。右に北アルプス、左に南アルプス、凄いです。
ここからは一気に人が減って、正にプライベート天空道。僕と友人以外、すれ違う人がほとんどいません。
花・森林・山・雲・空を眺めながら、岩場のアップダウンを繰り返しながら、大天井岳だけを目指します。
(↑これ友人)
大天井岳頂上への最後の急傾斜は、ホントにキツイ!何回休憩したことか。最後の500mで1時間ぐらいかかったと思います。
14時頃、ついに大天井岳登頂!!!
いやぁ~マジできつかった。約9時間歩きっぱなし、なんといってもザックの重さと距離がきつかった。
でも、ここまできている人は流石に少ない。
最高の達成感と景色を独り占めできます。
テントを張って至極のリラックスタイム
登頂の余韻もほどほどに、そそくさとテントを設営します。
テント場は人が少なく、場所選びたい放題。初めてのテント設営に戸惑いながらも、建ててしまえばそこはもう自分だけの「お城」。
リラックスして、着替えて、景色に癒され、昼食の準備をして、普通のカップ味噌汁とおにぎりの美味しさを味わい、またリラックスして、コーヒーを入れほっとして、気絶しましたw
気がついたら、18時ぐらい。
夕日がメチャクチャ綺麗で時間を忘れます。
気づいた時にはテントが結構増えててビックリ!はやく行って良かったです。
大天荘から大天井岳頂上へは、10分程度の散歩。大天井岳頂上から夕日と日の入りを堪能します。どんどん気温が下がって、インナーダウン着て、ゴアテックス羽織っても、とても寒かったです。
夕焼け過ぎたら、あたりは真っ暗、月は出ているものの、雲が多くて星はあまり見えませんでした。
そのまま夕飯の準備、レトルトの豚汁と牛丼。もう何を食べてもメチャクチャうまいです。
そしてまた気絶w
気絶することはわかっていたので、シュラフ(寝袋)には事前に入っていたのに、夜は寒かったです。
ご来光、そして下山へ
気がついたら、3時ぐらい。
周りのもの音が聞こえ始めます。僕も下山に向け準備を始めます。
片付けながら、朝食の準備をしていると、徐々に明るくなってきます。
いよいよ待ちに待った「ご来光」。
といっても、東側は雲が多めでちょっと残念。
朝食を取り、テントを撤収して、5時頃、いざ下山です。
来た道を見返せば、「ホントに良く来たなぁ〜」とだたこれだけ。何度も何度も友人につぶやきました。
一晩寝て、大分体力回復。
前日1時間かかった、最後の500mを15分ぐらいで降りてしまいます。
やっぱり下りは大分楽。再び縦走の絶景を堪能しながらお散歩気分で、来た道を戻ります。
燕岳からは、登って来る人も多く、途中何度も渋滞しながらも、10時ぐらいには、下山完了。渋滞がなければ、上り時間の半分4.5時間(9時半)以内で帰ってこれたと思います。
「下りは楽」っと言っても、下山完了時には、もう一歩も歩けないぐらいの疲労感。燕岳登山口から、車までの道のりが地獄に感じます。
下山後の温泉と昼食がまた最高!
なんとか、お爺ちゃんのような足取りで車に到着し、気合で麓の温泉を探します。
車で30分ぐらい走らせたところで、ちょうど良さそうな温泉を発見。
下調べしませんでしたが、大当たり!最高の温泉でした。
生き返ります。温泉入るともう一歩も歩けないと思っていた足が体力が驚くほど回復されるのにビックリです。
その後は、信州名物のお蕎麦屋さんを発見。ここも大当たり。
テラス席があり、信州の心地よい風を感じながら、天ぷら蕎麦をいただきました。
あとは帰るだけ、中央道をひたすら真っ直ぐ、東京に18時到着。東京の蒸し暑さと信州の涼しさ爽やかの差に驚きつつ、最高の旅ができました。
夏の信州、北アルプスは本当におすすめです。
僕は旅行、旅、冒険、温泉が好きなので国内、海外結構いろいろな所に行ってるほうだと思いますが、「北アルプス」は一生忘れられない場所になりました。
高級旅館、高級ホテルももちろん良いですが、テント泊にもハマってしまいそうですw