こんばんわ。サラリーマン投資家サンジです。
本日の日経終値は、18,985円(ー276円)となりました。
3/24(金)ヘルスケア法案の可決がキャンセルになり、大きな売り材料でしたが特に大きな値動きなく引け、本日1日遅れで大き目の下落となりました。
ヘルスケア法案を議会で通せないということは、「驚くべき減税」も「本国投資法」も「債務上限引き上げ法案」も通せるかわからないということですから、トランプ氏への期待で上昇してきたマーケットとしては大きな悪材料だと思います。
これだけの悪材料に対し、金曜日の時点では特に大きな反応をしなかったということは、相場が強いと見ることもできますが、チャート形状的には悪形状になってきていますので、「いよいよ分岐点」と捉えるのが自然だと思います。
もうあらゆる材料で、いつ暴落しても全く不思議ではない状況になってきました。
トランプ氏の政策で高くなったところで売り抜けたいと思っている外国人投資家は、ハシゴを外された格好ですので溜まっているロングポジションをいよいよ返済してくると思われます。
売り抜けたいロングサイドと売り仕掛けたいショートサイド。どちらにしても売り圧力がどんどん増してくるはずです。
あとは全くもって時間の問題なのですが、この時間との戦いとポジション操作が難しいのがショート戦略です。ショートが難しいと言われる所以です。
現在ショートを張っている人は是非映画マネーショートを見てみて下さい。素晴らしい投資家でもいかにショートが難しいかよくわかっていただけると思いますし、投資家として学べることがたくさんあります。見たことのない方は是非。
ドル円も先物+TOPIXも以前ロングでパンパンの状態です。
あとはいつ仕掛けてくるか?ですが、4月はイベントが少ないです。しかし実際のところ暴落はイベントではあまり起きません。イベントが少ない4月でサプライズもあるかもしれません。
今のところ大きな材料は表面化していませんが、暴落材料というのは決して直前まで公表されず水面下でことは起こっています。トランプ氏の政策実行性には完全に疑問がつきましたので、材料として十分なのですが…。
また3/15に米国超党派予算法の期限が切れたのですが、このことについて全く報道がありません。この法案が切れたということは、あらゆる米国債の発行に対し議会で可決が必要になるということです。
トランプ氏の政策の目玉は、驚くべき減税、1兆ドルのインフラ投資、国防費の増額など大変な予算が必要なものばかりです。つまりトランプ氏(米国)はこのままではデフォルトするということです。
とても楽しみな春になりそうです。
難しいのはポジション操作です。本格的な暴落が始まれば3000円(19000円の15%)程度は十分下落すると思われますが、セリクラもその後の買い戻しも、かなり早い動きになることが予想されます。
深いせず、後悔よりも金を残すことを優先して、分割しこまめに利食いしていく予定です。