こんばんは。サラリーマン投資家 サンジです。
今週の日経終値は、19379円( -90円)。出来高・値動きなく引けています。
先週末のイエレン議長演説では3月の利上げを強く示唆してきました。
ドル円は高値114.7円から114.0円まで下落して引けていますし、本日も円高方向で推移していますので、3月利上げは114.7円でほぼ織り込んでいるとみてよいと思います。
史上高値を更新し続けているダウの加熱感を抑え込もうとしています。
其の甲斐あってか、ダウは週足ベース上髭で引けています。当面は先週3/1の高値21170.4が天井になると想定しています。
注目のIMM通貨先物ポジションですが、
10/4+68695枚
10/11+45909枚
10/18+36991枚
10/25+44595枚
11/1+43160枚
11/8+31956枚
11/15+20676枚
11/22+10900枚
11/29-269枚
12/6 -33937枚
12/13-63432枚
12/20-75449枚
12/27-87009枚
1/3-86764枚
1/10-79839枚
1/17-77830枚
1/24-66840枚
1/31-58331枚
2/7-55060枚
2/14-51284枚
2/21-50162枚
2/28-50,017枚
と、最新ではほどんど変化ありませんでした。円ショート返済圧力と米利上げ織り込みとの綱引きで行って来いの週でしょう。実際値動きも限定的な週だったと思います。
今週はメジャーSQ、来週はFOMCとビックイベントが続きます。
ゴールドマンを始めとする外国人は大方ロングサイドですので、MSQに向けてどう動いてくるのか要注目です。ゴールドマンは225先物とTOPIX先物合計で約7万のロングサイドですから、この返済が始まれば大きな売り圧力となりますが、過去には12万枚程度まで買っていたこともありますので、まだ油断はできません。
しかし、ドル円の返済と共に新たにポジションを作り始める来週からは、いよいよ売り圧力が増してくると思います。FOMCでどのように反応してくるかも大変注目です。
なかなか下落は始まりませんが、全くフラットに考察しても、ロングポジションはリスクが大きすると思います。リスクの割にリターンが少ないです。
米国が引き締め始め、日本・欧州もテーパリングへと向かい始める、激動の時代と思っています。一歩間違えれば大きなダメージを負いかねませんので、負けないこと、生き残りを最優先にしていきます。