銘柄は1本に絞れ!分散投資は意味がない!?
分散とは無知に対するリスク回避だ。だから勝手知ったる物にとって、
分散手法はほとんど意味を成さない。
広範囲な分散投資が必要となるのは、投資家が投資に疎(うと)い場合のみだ。50〜75の銘柄管理は私の手に余る。ノアの箱船の投資をすれば、結局は動物園みたいな有様になるだけだ。私は数銘柄を大量に保つのが好きだ。
ウォーレン・バフェット
正にその通りだと思います。自分がよくわからない分野へ分散投資するのはリスクでしかないと思います。無知への投資こそリスキーなことはありません。分散しているということは、無知だと言っているようなものです。
また自分がよく知っている分野の中での分散投資はほとんど意味がないと思います。同じ分野・似た分野の銘柄は上がる時も下がる時も同じ場合が多いからです。
それなりの銘柄数を監視するのは有りだと思います。多くの銘柄を監視しているトップトレーダーもポジションを持つのはそう多くありません。多くの銘柄を保有してしまえば、資金管理(リスク管理)が追いつかなくなります。
ウォーレン・バフェット自身も集中投資で富を築き、富を築く方法として集中投資を推奨していますが、どうしてか投資の世界では分散投資がセオリーのように言われています。もし貴方に分散投資を進めてくる人がいれば、一度疑ってみた方がいいでしょう。きっと自信がないから分散しているはずです。分散投資が有効なる場合は資産を守りたい人です。(分散投資の方がよく多くの知識が必要になると思います。)
貴方が富と築きたいのか?富を守りたいのか?
をよく考える必要があると思います。
分散すべきは資金です。タイミングです。自分が一番よく知っている数銘柄に資金を分散し投資していくことこそが最大のリスクヘッジです。さらに売りから入る「空売り」も駆使すれば、さらなるリスクヘッジもできるでしょう。
株を買うということは運命の1人の女性と結婚することだ!
私は株取引はある意味結婚する事だと思っています。1人の女性(銘柄)と一生を共にし幸せになる。いい時も悪い時も苦楽を共にする中で、少しずつ相手の機嫌というか波が分かってくる。
相手の機嫌(波)を完全に把握することは無理だけれど、余り細かい事は気にせず、ある程度理解する事が出来れば、幸せになることができると思います。
だから、1人の女性と幸せになることができないのに、色々な女性に手を出し、相手の機嫌の良い時だけ付き合う、そんなことは、私にとって至難の技です。そんな器量も技術もお金もありません。
自分だけの女性(銘柄)を探し、出会い、一生を共にする覚悟を決めたその瞬間、
世界が変わります。
女性(銘柄)探しというスタンスから、どう幸せになるか?というスタンスになります。相手(銘柄)と環境(相場)に目が行くようになります。これが勝ち組投資家への1歩ではないでしょうか?