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サラリーマン資産1億円戦略術「ゴールデントライアングル」とは?
それは、『個人投資家』×『ブロガー』×『サラリーマン』です。
僕には個人投資家・ブロガー・サラリーマンどれにも秀でた才能がありません。ですから戦略がとても重要だと認識しています。どれも一長一短ある3つの職業をバランスよく組み合わせることにより、より強力な成果を上げることができると考えています。
3つの職業どれも真剣に真面目にやります。しかしどの職業も必死になりすぎ前のめりすぎると良い結果は出ないと思います。個人投資家で前のめり過ぎれば、リスクを取りすぎ大きな損失を発生させてしまうかもしれません。ブロガーに必死になりすぎるとブロガーが本来あるべき姿「有益な情報をシェアする」を忘れ、あらゆる物を売りたくなり本末転倒となりえます。サラリーマンも同じく必死になり過ぎれば、ハードワークから体を壊し、本来をパフォーマンスを発揮できないといったことになるでしょう。
僕は、3つの職業どれもフラットなスタンスで臨むことが、より高いパフォーマンスを出す為に重要な事だと思っています。3つ職業が好循環(スパイラルアップ)していくことで、絶大なパワーを生み出す戦略術です。
信念と継続こそが全能である
「信念と継続こそが全能である」これは、マクドナルド創業者のレイ・クロック氏の名言です。
僕は継続しなければ結果が出ないことはわかっていても、継続することが苦手です。そこでこの『ゴールデントライアングル』にたどり着きました。
3つの職業のうち、どれかで気分が乗らなかったり、上手くいかなかったり、飽きてきたりしても、3つあるので、その時々で集中することを切り替えることができます。
1つのことに集中しすぎると、時々息が詰まります。以前はサラリーマンしかやっておらず、サラリーマンに全力投球でしたので、何か行き詰まるととても苦痛でした。また収入面でも将来の不安が拭えませんでした。
これからのサラリーマンに必須スキル、株式投資を始めとする「個人投資家」
現代社会に生きる僕たちサラリーマンが富を築く為の最短ルートの一つが株式投資です。「個人投資家」です。なぜなら株式投資によるキャピタルゲイン(資産の売却による差益)への課税は著しく低い20%だからです。
また、投資活動に「時間」はほどんど必要としません。どんな忙しいサラリーマンにもできます。
さらに、多くの企業がアベノミクスにより過去最高益を上げていながら、その利益は僕たちサラリーマンにはほどんど還元されません。そうです。株主に還元されているのです。投資力を身につける事こそが、サラリーマンの資産形成に必須スキルと考えます。
上場企業は2015年度に稼いだ利益の過半を株主に還元する。配当と自社株買いの合計額は16兆円超と過去最高になる。株主を重視する流れが一段と強まっているためだ。企業には余剰マネーがなお積み上がっており、収益性を示す代表的な指標、自己資本利益率(ROE)はやや低下した。株主重視と収益性の両立が課題になる。
上場する約3600社の配当を集計したところ、総額は前年度比1割増の10兆9000億円と初めて10兆円の大台に乗せ、最高となることが分かった。3月期決算企業の配当は株主総会の決議を経て、今月下旬から支払われる。個人投資家による上場企業の株式の保有比率は2割程度。10兆円強の配当のうち約2兆円が家計に入る計算で、消費を下支えする効果がありそうだ。自社株買いの実施額は58%増の5兆3131億円(アイ・エヌ情報センター集計)とやはり最高だった。企業が自社株を買うと、「株式数を減らして、1株当たりの利益を増やす」という形で株主に報いることができる。配当と自社株買いの合計額は16兆2000億円となり、15年度の純利益(30兆6000億円)の53%を株主に還元する。米金融危機の影響で企業業績が極端に下振れした08、09年度を除くと、株主への還元率は過去10年で最高だ。
例えば、トヨタ自動車は年間配当を210円へと10円増やすとともに自社株約7800億円分を買い入れて、純利益の約6割を株主還元に充てる。NTTドコモも増配と自社株買いの両方を実施し、純利益を5%上回る額を株主に還元する。
15年に企業統治指針が導入されたことが大きい。同指針は株主重視の姿勢を求め、企業に資金を抱えっぱなしにせず、有効活用するよう促している。マイナス金利政策の導入で、現金から利息収入が見込みにくくなったのも影響している。
企業は株主還元に踏み込んでいるものの、設備投資なども含めたトータルでは資金を有効に使えているとは言い切れない。実際、ROEは15年度に7.8%(東証1部・金融除く)にとどまり、14年度に比べて0.4ポイントと小幅に悪化した。
もうけにつながらない資金が積み上がるとROEは低下し、資金を高収益の投資に回したり、株主に還元したりすれば高まりやすくなる。米主要500社は15年に利益を上回る株主還元を実施し、ROEは約12%と日本勢の約1.5倍の水準となっている。
引用:日本経済新聞2016/06/03
サラリーマンはどんなに利益を上げても給料が大きく上がることはありません。会社のブランドを使っているわけですし、利益を上げなくても給料が支払われ、社会保険・福利厚生も整備されているからです。
また、独立して経営者となり、利益を出したとしても、利益の33%の法人税と50%の所得税で自分の財布にお金を残すことは容易ではありません。また日本の人口減少によるマーケットの縮小の中で利益を出し続けることは容易でありません。
この金融資本主義社会において、自分の財布に富を築く最も効率的な方法が「個人投資家」なのです。
有益な情報をシュアする「ブロガー」活動
今やインターネット・スマートフォンの普及で個人が簡単に「情報」を発信する事ができます。これをしっかりと認識している人とそうでない人は、どんな職業でも今後さらに大きな差となってくるでしょう。個人事業主はもちろん、僕たちサラリーマンも同様です。
本当に有益な情報をシュアしていれば、そこにはやがて信頼が生まれます。信頼こそが全ての人間関係・ビジネスの基盤となり、豊かな人生の礎になるはずです。
原価をかけずに誰でも簡単に情報起業家になれる
自分でビジネス始めると、経営者マインドが身につき、自分の会社の経営者の考えがわかるようになりますし、自分のビジネスの時間を確保する為、よりサラリーマン活動を効率的にしようと努力します。つまりビジネスマンとしてのスキル向上につながります。
ブログで記事を書くこともビジネスマンとしてのスキル向上に役立ちます。アウトプットすることは、インプットの何倍も勉強になりますし、表現力を高めるライティングスキルはサラリーマンにも重要だと思います。
ブログで特定ジャンルの人を集めるノウハウは、いつか必ず役に立ちます。これだけスマートフォンが当たり前になった世の中では、ブログで集客できる「技術」はそれだけで、食べて行く事が出来ます。
サラリーマンでも個人事業主でもインターネットマーケティングは必要不可欠なスキルの一つだと思います。
ブロガーには全くリスクがありませんし、本当に有益な情報を発信し続け、読者の為になれば、やがてキャッシュポイントが生まれてきます。またブログ記事は夜や土日の時間帯に読まれることが多いので、コンテンツをインターネット上にアップさえしておけば、自分がサラリーマン活動を休んでいるいる時も働いてくれることになります。
ブロガー活動は場所や時間を選ばないところも良いところだし、コンテンツを積み上げていけば、資産構築にもなります。
安定した収入こそが最大のメリット「サラリーマン」
なんといっても毎月決められた収入が振り込まれることそこが、サラリーマン最大のメリットだと思います。失敗しても、売上・利益を上げていない月でも、毎月収入が振り込まれます。
僕もサラリーマンですからサラリーマンが本当に大変なのは良く分かります。しかし、安定収入を得ながらビジネスを勉強することができると考えるべきだと思います。お金をもらいながら、営業・コミニケーション・PC・プレゼン・集中力・リーダーシップスキルを学ぶことができると割り切りましょう。どうせやるならより多くを学ぶよう心がけたいものです。
サラリーマン活動が辛く苦しい時は、一時的に「個人投資家・ブロガー活動に精を出す」ということができるものサラリーマンゴールデントライアングル戦略のメリットだと思います。
収入が一定の方が、貯蓄術を身に付けやすいといったメリットもあると思います。
老後シミュレーションで見えてくる、資産1億円が必要な理由
僕はあまり金額の目標をを持たない方がいいと思っています。金額が目標になると心が荒み・無茶をしてしまう金の亡者になってしまう可能性があるからです。
1億円というのはあくまで「ゆとりある老後を過ごす」為の一つの条件であって、本当の富はお金だけでは手に入らないと思います。
しかし僕たちが定年を迎える頃の社会保障制度など、日本の人口減少でアテにできませんから60歳で退職して、仮に90歳まで生きるとしたら、あと30年分の蓄えが必要です。
年間333万円(月27万円)✖️30年で約1億円です。
またには旅行に行ったり、美味しい食事をしたり、子供・孫にプレゼントしたりすれば、年間333万(月27万円)では少な過ぎるぐらいです。
だが資産1億円はそう簡単ではない
ここではあくまで、1億円という一つの基準をサラリーマンだけの場合とサラリーマンゴールデントライアングル戦略の実行した場合を比較してみたいと思います
サラリーマンが普通に貯金で1億円貯めようとすると、毎月5万円貯金しても、5万円✖️12ヶ月=60万円、60万円✖️167年=1億20万円
毎月5万円の貯金で167年間もかかります。毎月10万円でも83.5年です。ただ貯金するだけでは、到底資産1億円には到達できません。
それでは、サラリーマンゴールデントライアングル戦略の実行した場合はどうでしょうか?
まず、1億円を3つの職業から各々月5万円の収益で築くとします。1億円➗3=3,333万円です。3333円➗5万円=666ヶ月=55年です。
30歳から始めて85歳です。ちょっとかかり過ぎですが、ギリギリ不可能ではないですね。資産1億円がどれだけ大変かわかります。
ゴールデントライアングル戦略を始めた当初は投資・ブログで毎月5万円を稼ぐのは大変でしょうから、平均して5万円✖️3=15万円の収益を挙げるには、複利運用が必要不可欠になります。
金融工学の王道「複利」で資産1億円を築く
「複利」とは投資・副業でのリターン(利益)を再投資していくことにより資金を雪だるま式に増やしていく方法です。
かのアインシュタインが「21世紀の最大の数学的発見は複利だ!」と発言したほど、その力は強大です。
例えば、毎月5万円で1億円貯金するには、167年間でしたが、年間利益(リターン)が10%出て、それを再投資しし続けると28年10ヶ月で1億円になります。
28年10ヶ月間、ただ貯金した場合は1730万円です。1730万円が投資元本であり、単利運用での金額になります。
複利の凄さがわかっていただけたでしょうか?
因みに僕は10年を一つの区切りだと思っているので、10年から逆算すると、毎月15万円でリターン30%の9年8か月となります。
セミリタイアに本当に必要なのは「資金」ではなく「資産」
僕が手に入れたいのは、資金1億円ではなく、資産1億円です。現金では1億円あっても、毎年1000万使ってしまえば、10年で無くなってしまいます。
資産とは、持っている(所有している)だけであなたに代わって利益を上げてくれるものです。
例えば、現物株・投資信託・不動産・ビジネスシステムです。これらを持つことによって本当の不労所得「自由な時間と自由な富」を得ることができます。
ですから僕は株式投資で得た利益で「毎月分配型投資信託」を買い増しています。
株式投資で稼いだ収益の一部で投資信託を買い増していき、さらに投資信託の毎月分配金も再投資し、「複利」✖️「複利」でそのスピードを加速させていきます。
僕のセミリタイアの定義
このブログのタイトルにもなっている「セミリタイア」ですが、僕が考える「セミリタイア」は遊んで暮らすとは違います。僕の「セミリタイア」の一つ目の定義は「自立」です。
サラリーマンだけで会社に依存する。というのは、家族守る者として、会社・社会に依存し過ぎないことは大切だと認識しています。
二つ目の定義は「ゆとり・余裕」です。
本当に社会貢献・ボランティア・使命に生きるには「ゆとり・余裕」が必要だと思います。いつも自分だけで一杯一杯であれば、本当の幸せは手に入らないと考えています。
日本のサラリーマンだからこそできる!
世界には自分のやりたいことができない人が大勢います。僕たち日本のサラリーマンはやろうと思えば大抵のことができるはずです。
僕が実践している「サラリーマン資産1億円ゴールデントライアングル戦略」は、すぐに何百万・何千万稼げるという方法ではありません。金融工学の王道「複利」を利用しじっくり大きくお金を増やしていく方法です。
本当に忙しいサラリーマンでも誰でもできます。サラリーマンの大変さは本当に僕もよくわかっています。だからこそ、今すぐ始めなければ、きっともっと大変になります。
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