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Q&A

分割売買による含み損が長期になってしまった場合の考え方【特典への質問シェア①】

投稿日:2016年9月1日 更新日:

投資戦略についてご質問をいただきましたのでシェアしたいと思います。

Q1.分割売買を行う上で、うねりの少ない長期のトレンドが発生した場合、比較的初期の売り上がり(買い下がり)の際に建てた含み損を多大に抱えている玉はどのように処理されているのでしょうか?想定総建玉数の半分以降まで建てていくと初期の建玉はかなりの含み損を抱えてしまい、相殺決済を行うレベルまで値が落ちる(上がる)までには1年を越える(その間は必然的に塩漬ける)ようなシュミレートも出てきてしまっています。

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上記チャート:日経平均 日足 直近5年分

A.株価というのは、「積み上げて積み上げて崩される」という特性があります。よって基本的チャート形状としては、角度の緩く長い右肩上がり(上昇)の中に、角度のきつい下げ(下落)があります。

ですので、理想的なトレードとして、ロング戦略は小さな買いと利確を繰り返し、小さな利益をコツコツ中長期間積み重ねていきます。ロング戦略は下がったら買うという細い売買を繰り返した方が利益が膨らんでいきます。

ショート戦略では、ピンポイントである程度の値幅を狙っていきます。下落は「ある時」突然大きく下落しますので、タイミングが合えば短期間で大きな利益を取ることができます。

しかし、大きな下落を狙う「ある時」はいつ来るかわからないのです。神様以外にピンポイントでエントリーすることなどできないわけです。ですから含み損やある程度の期間逆に持って行かれることは前提で、やや手前からエントリーしていくしかありません。

エントリーを引っ張り過ぎれば、「ある時」を逃してしまうからです。

「映画:マネーショート華麗なる大逆転」を見ていただくとわかりやすいのですが、大きな下落を狙うのであれば、その果実に見合うだけ耐える期間が必要になります。この期間は大変精神的に苦しい期間になります。しかし、「株で」、「売りで」、大きな利益を出したいのあれば避けては通れない道だと思います。

「私の投資は趣味で、銀行預金より利回りが良ければ十分。」

という方であれば、現物株の買いだけで、下がった時だけ分割して買えばいいと思います。ショートエントリー(空売り)はやめた方がいいです。現物株であれば資産ですから、いくらでも持っていることができます。どれだけ塩漬いても問題ありません。持っているだけで、配当などが発生する資産になります。

過去(上記)チャートを見ていただければわかると思いますが、いつかはわかりませんが必ず大きめの下落はあります。特に現在は各国中央銀行の緩和策により、無理やり株価を支えている状態ですので、下落が少ないです。ですから今、下落を狙うショートエントリーは特に含み損・期間が大きくなりやすいでしょう。

このような状況で比較的初期に建ててしまった売り玉に対する考え方としては、

①投資戦略に変更がなければ耐える

②買いポジションを建てヘッジする

③エントリーしたものをスライス(一部損切り)し、再び積み増すチャンスを検討する

になります。全てを損切りする(負けを認める)場合は、完全に投資戦略が変更になる場合です。

ショートエントリー(空売り)はコストがかかりますので、含み損が長期間になるのは決して気持ちがいいものではありませんが、耐えられないのであれば、ショートエントリー(投資)はしないほうが良いと思います。甘い果実を得るには完熟して落ちてくるまでその場で待っている必要があります。下落にベットするということはそういうことです。

私も現在ショートエントリー中で、その期間が長くなっていますが、投資戦略に変更がなければ、耐えます。今の場合の投資戦略の変更は、米国が再び利下げやEQを始めた場合のみです。こうなった場合は諦めるしかないでしょうが、大きめの下落が来る前に、米国が再び利下げやEQになる確率は非常に低いと判断しています。

投資戦略に変更はないが、エントリータイミングが悪くポジションが苦しくなってしまったときは、ヘッジを入れる・スライスして持ち直すなどで繋いでいきます。

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