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勝ち組投資家の心得

諦めたら負け!勝ち組トレーダー(投資家)でも最初は負けている。

投稿日:2016年5月25日 更新日:

「マーケットの魔術師」の取材・執筆をしていて驚いたのは、大成功を収めたトレーダーの多くが最初は失敗していたことだった。完璧な失敗、しかも何度も繰り返すというのがごく普通だったのだ。マイケル・マーカスの話はその典型例である。

マイケル・マーカスは大学在学中に友人の甘い言葉につられ先物取引の虜になり、苦労して貯めたお金でトレーディングを始めたが取引するたびに彼の資金は消えていった。マーカスは頑張ってまた500ドルを貯めたが、これもすぐになくなった。それでも諦めきれず、15歳の時になくなった父の生命保険を解約して3000ドルを手に入れた。そして彼は穀物の勉強を始め、いくつかの取引で利益を得るようになった。1970年には購読していた情報誌のアドバイスに従いトウモロコシを買った。運のいいことにトウモロコシを枯れさせる病気が流行り、夏の終わりにマーカスの3000ドルは3万ドルになった。トウモロコシの病気は翌年の収穫にも波及するという話が広がり、マーカスは自分の3万ドルに母から借りた2万ドルを加え、信用取引に5万ドルを投じトウモロコシと小麦を買えるだけ買った。

しばらくの間マーケットは堅調だったものの上昇はしなかった。ある朝、新聞の金融欄に「病気は中西部のトウモロコシ畑ではなく、シカゴ商品取引所に蔓延」という見出しが出た。トウモロコシ相場は開始早々から暴落し、ストップ安になった。マーカスはリバウンドを祈ったが、ストップ安は解消されなかった。限度いっぱいまで信用買いをしていたため、翌朝には全ての取引を解約するしかなかった。

天に向かって「俺はどんでもない大バカなのだろうか」と言ったら、「そうではない。やり続けるのだ」という声がはっきり聞こえたような気がした。だから、続けたんだ。 マイケル・マーカス

そして、マーカスはやり続けた。次第に全てがうまくいき始めた。その才能と経験とリスク管理が組み合わさって、彼は大成功を収めた。そして、彼はコモディティ・コーポレーション社でトレーダーになり最初の3万ドルの資金から10年でなんと8000万ドルに増やした。

マーケットの魔術師(著)ジャック・D・シュワッガーより引用

マーカスのような大成功者でも最初は失敗の連続であったことに驚きをおぼえると共に、それでもやり続けた彼の不屈の精神に尊敬の念をいだきます。

どんな世界にも最初からうまくいく人などいません。やってみて失敗して検証してやってみる。この繰り返しだと思います。投資は失敗がすぐにお金を失うことになるので、なかなか続けることが難しいかもしれませんが、その分、成功の果実はとても大きく甘いのだと思います。自由な時間と自由な富を手にすることができます。

無理をせず、少しづつ自分のスキルを高めていくこと。計画を立て、やってみて、検証し、やってみること。長く長くマーケットの世界に居続けることが重要なんだと思います。

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